希死念慮がある。
この5月から、ずっと続いている。
仕事中は安全だ。集中しているから。
買い物中も安全だ。集中しているから。
うっかり気を緩ませた時に、死にそうになる。
切迫感や焦燥感のある絶望に苛まれて死にたいと思うのではなく
「ああ、そろそろ死のうか」という思いがこびりついて離れない。
薄まらない。押しやれない。
ゆっくり付き合って行くしかないんだろうか。
そろそろ誕生日だ。
私は、何となく、30歳にはなれない気がしている。
それまで気が持たないだろうという意味ではなく、
ぼんやりとした予感として。
来年の手帳を買った。
来年の手帳を買った。
死んではだめです。
死んではだめです。
親を悲しませてはいけません。
親より先に死ぬのは最大の親不孝です。
それでも、どうしてこんなに
死ななければならないという考えが浮き上がってきてしまうのか。
碇を繋いでいた鎖が、腐食して千切れてしまったようです。
私には私の死への慢性的な、濃霧のような歩みを
どうにか留まらせることができるのでしょうか。
何が嫌になったとか、何に追いつめられているとか
そういった類の勢いある死への駆け足ではありません。
足下に溜まった水がだんだんと今、太腿あたりまできていて、
どこに水抜きの栓があるのだか分からず、
それを自ら探し当てようと言う気概がないという現状です。
死にたくはないです。
遺書を書けば薄まるかと思って何度も書きました。
しかし薄まりません。
私は、私の精神が死へなびいていくことが恐ろしい。