2011年10月17日月曜日

よくない状態

希死念慮がある。


この5月から、ずっと続いている。
仕事中は安全だ。集中しているから。
買い物中も安全だ。集中しているから。


うっかり気を緩ませた時に、死にそうになる。
切迫感や焦燥感のある絶望に苛まれて死にたいと思うのではなく
「ああ、そろそろ死のうか」という思いがこびりついて離れない。


薄まらない。押しやれない。


ゆっくり付き合って行くしかないんだろうか。
そろそろ誕生日だ。


私は、何となく、30歳にはなれない気がしている。
それまで気が持たないだろうという意味ではなく、
ぼんやりとした予感として。


来年の手帳を買った。
来年の手帳を買った。


死んではだめです。
死んではだめです。


親を悲しませてはいけません。
親より先に死ぬのは最大の親不孝です。


それでも、どうしてこんなに
死ななければならないという考えが浮き上がってきてしまうのか。
碇を繋いでいた鎖が、腐食して千切れてしまったようです。


私には私の死への慢性的な、濃霧のような歩みを
どうにか留まらせることができるのでしょうか。


何が嫌になったとか、何に追いつめられているとか
そういった類の勢いある死への駆け足ではありません。


足下に溜まった水がだんだんと今、太腿あたりまできていて、
どこに水抜きの栓があるのだか分からず、
それを自ら探し当てようと言う気概がないという現状です。


死にたくはないです。
遺書を書けば薄まるかと思って何度も書きました。
しかし薄まりません。


私は、私の精神が死へなびいていくことが恐ろしい。