2012年5月14日月曜日

もつかな

もつかな、もつかなと思いながら私は11月を意識している。
半年前に書いた状態が、ずっと、通奏低音のように続いている。
だから意識して活発に言葉を発し、物を買い、
会いたい人には無理を押してでも会っておいている。
元気に。


それなら違う生き方を思い切ってすればいいと
人によっては言うのかもしれないけれど
もう、締め切りは半ば決まっているので
困る。


私はたぶん、生きることが好きだ。
友達も本も家族も洋服も好きだ。
自分のことも割と好きだ。
それでも、なんでだろうね。


きっと疲れているんだろう、と考えるようにしている。
それでも、くたびれてしまった。


締め切りを過ぎても生きているなら
それはそれで結果オーライということ。
ただ、締め切りが静かに動かしがたくあるので、
妙な話、却って最近は充実しているとも言える。


誰かのために生きて何かをすることと、
自分を自分としてdefineして維持することと、
その両立は厄介だ。


これから初夏が始まる。
そして梅雨が訪れ、嫌いな夏になる。
そして残暑のあとで秋が来る。


ライダースジャケット、本当は次の冬だって着たい。


安心感と威圧感を双容する、暑く硬く弾力のある重厚な壁が、
のんきな針天井みたいにゆっくりと、
小刻みな秒針が敷設してゆく時間のレールの向こうから
のんびりと近づいてきている。